2025/10/10「症状別食べ合わせ法」141
- 楢﨑内科医院
- 10月10日
- 読了時間: 2分

①最近疲れが溜まっています・・・そんな時はこの食材!!

豚肉(ビタミンB1)+ニラ(アラニン)


豚肉には牛肉の10倍ビタミンB1が含まれています。そしてニラのアリシンがビタミンB1の吸収率を高めてくれます。アリシンはニンニクやネギにも含まれています。豚肉を使う料理を作るときはアリシンを含む食材を一緒に摂ることを意識しましょう。
②なかなか眠れない・・・そんな時はこの食材!!

大豆&乳製品(トリプトファン)+イワシや鯖等の青魚(ビタミンB6)+太陽の光を浴びる


心を元気にさせてくれる物質は「セロトニン」です。セロトニンの原料は「トリプトファン」という必須アミノ酸の一種で大豆製品や乳製品に多く含まれています。そして「トリプトファン」をセロトニンにしてくれるのが、「ビタミンB6」です。
さらに太陽の光を浴びることでセロトニンを分泌させます。
③美肌になりたい・・・そんな時はこの食材!!
たんぱく質+パプリカ・ブロッコリー(ビタミンC)
※コラーゲンの勘違いに注意!「コラーゲンはすぐ次の日には効かない」
食べたコラーゲンがすぐコラーゲンになるわけではありません。食べたコラーゲンは一度アミノ酸に分解されて1カ月かけて組織のコラーゲンに合成されます。
コラーゲンはたんぱく質とビタミンCが合成されてできます。無理してコラーゲンを摂らなくても大丈夫です。
④骨を丈夫にしたい・・・そんな時はこの食材!!

カルシウム+ビタミンD+K
カルシウムだけでは吸収されにくく、ビタミンDによって吸収を促してくれます。そして、ビタミンKはカルシウムが出ていかないようにし、骨が作られます。
★カルシウムが多い食品・・・牛乳、焼き豆腐、ひじき、かたくちいわし田作り等
1日のカルシウム推奨量・・・700~800mg
牛乳(コップ1杯220mg )、木綿豆腐(1/2丁240mg)、厚揚げ(1/2枚240mg))
★ビタミンDが多い食品・・・紅鮭、イサキ、しいたけ等
※ビタミンDは紫外線を浴びることでも発生します。
★ビタミンKが多い食品・・・モロヘイヤ、つるむらさき、つるむらさき、納豆等