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どんな検査があるの?

糖尿病の検査方法をご紹介します。

《尿検査で分かる項目》

尿糖

会社の検診や地域の基本健診などで、スクリーニング目的(病気のふるいわけ)で行われる。

一般に、血糖値が170mg/dl以上でプラスになるといわれているが、個人差が大きく一概には言えない。

血糖値が低くても尿に糖が出やすい体質を、腎性尿糖という。

《血液検査で分かる項目》

空腹時血糖(FBS)

正常は110mg/dl以下。

糖尿病に特有な自覚症状があってかつFBS126mg/dl以上の場合は、糖尿病とする。

良好なコントロールの目標は、129mg/dl以下。

食後2時間血糖

(PBS 2hrs)

正常は140mg/dl以下。

200mg/dl以上は糖尿病が強く疑われる。

良好なコントロールの目標は179mg/dl以下。

Hba1c

(ヘモグロビンエーワンシー)

血糖の過去一ヶ月(から三ヶ月)のコントロールの平均をあらわすもっとも大事な指標。

良好なコントロールの目標は6.9%以下。

ブドウ糖負荷試験

(75gOGTT)

糖尿病、糖尿病予備軍(境界型糖尿病)、正常を区別するために行われる。

絶食でブドウ糖を負荷し、2時間計4回の採血を行う。

《その他の重要な検査》

眼底検査

糖尿病の3大合併症の一つである糖尿病性網膜症のチェック目的で行う。

異常が無くとも最低半年に一回は行うべき。

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