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2023/10/13「しじみで肝機能アップ」85

みなさんこんにちは

秋になりましたね。


管理栄養士便りを担当しているTは先日100Kウォークの大会に参加してきました。

とても楽しい大会でしたが疲労が残る今日この頃・・・



肝臓が疲れているのかもしれません・・・

そこで今回は肝臓についてと肝機能をアップさせる食材をご紹介します。





肝臓の働き

肝臓は成人男性で1200~1600gあり、腹部臓器のなかでももっとも巨大な臓器です。


体内に入ってきた栄養素を利用し、毒物や有害な物質を分解し、体から排出する作業を行っているので体の中の化学工場と言われています。

 

 

①    血液を貯えて必要に応じて放出します。

 

②    過剰なコレステロールや胆汁色素を放出します。

 

③    胆汁を分泌します。

 

④    炭水化物、タンパク質、脂質などの栄養素を分解・貯蔵します。

 

⑤    各種ビタミンを活性化して貯蔵します。

 

⑥    不要になったホルモンを分解します。

 

⑦    体内で必要になった毒物を解毒・分解・排泄します。



疲労感は肝臓の不調がもたらす

 

食べ過ぎ、運動不足、過剰アルコール、精神的ストレス等により肝臓が不調をもたらし、慢性の疲労が発生します。

 

 

肝臓を元気にしてくれるオルニチン⇒⇒⇒しじみに多く含まれます

 

しじみに含まれるオルニチンという栄養素は、肝臓の機能を改善するとても重要な力をもっています。

・疲労感解消

・アンモニア解毒 

・肝機能改善

 

 

※きのこ類(ぶなしめじ、舞茸等)もオルニチンが多く含まれています



しじみは冷凍すると栄養価がアップします

 

しじみのオルニチンはマイナス4度で冷凍保存すると8倍オルニチンが増加します。

 

あさりやハマグリも冷凍により旨味が増します。

 

 

(冷凍の仕方)

 

冷凍すると貝は死んでしまうので冷凍する前に0.5%の塩水で砂抜きは必要です。

 

(あさりは3%)

 

よく洗い、キッチンペーパーでふいて冷凍します

 

(簡単レシピ)

しじみとキノコのお味噌汁

「ダブルのオルニチン効果で肝臓元気に!!」



(作り方)

鍋にしじみ(180mg)、昆布だし(500ml)を入れ殻が開いたら火を止めて味噌(大さじ2)を溶かし入れます。

最後に刻んだネギを入れると見た目もグッドです。

ぜひ試してみてください





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