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2023/5/22「糖尿病とお味噌の素敵な関係」77

















こんにちは

今日は日本の調味料の1つである味噌について、糖尿病とのすてきな関係性をご紹介します。

 

管理栄養士便りを担当しているTも毎年恒例である手作り味噌を今年も作りました。

今熟成中で、出来上がりが大変楽しみです




























1日1杯程度の味噌汁の摂取で、糖尿病の改善に寄与する点がいくつか報告されています。ぜひ今日から1杯のお味噌汁から始めましょう。

 

 

 ●みその栄養成分●
















大豆たんぱく質、人間には欠かせない必須アミノ酸が8種類全部含まれています。

 

他にもからだにとって様々な良い栄養素がいっぱいです。

 

お味噌のように発酵食品となることによって大豆で摂取するより吸収されやすくなるといわれています。

 

●糖尿病とお味噌のステキな関係●

 

※糖尿病発症が抑制される

 

高脂肪食という肥満を誘発する食事に味噌を摂取することで、善玉菌が増えて腸内細菌が整えられてその結果、脂肪肝や内臓脂肪の蓄積が抑制されると報告されています。
















※インスリン抵抗性を低下させる

 

週1回味噌汁を食べる人と毎日お味噌汁を食べる人のインスリンを比較するとお味噌汁を毎日食べる人がインスリン抵抗性が低いです。
















さらに肥満も少ないことと、血糖コントロールが良いことが発見されました。

 

●血圧にもお味噌は良い影響があります●

 

味噌は塩分が気になるかたもいるかもしれません。

 

近年、お味噌汁の塩分はさほど気にしなくても良さそうな報告もされています。

 

味噌を含む発酵食品が多いと高血圧の発症が少ないこということです。

 

この理由として考えられるのは味噌による腎臓でのナトリウム排泄を増加させて、腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制する効果です。














(注意)味噌の量を多くして濃くしたり何杯も飲んだら意味がありません!摂りすぎ注意。

 

●お味噌をからだに美味しく上手に取り入れる方法●

 

・味噌汁は野菜など具だくさんにしましょう

・だしの味を効かせましょう
















・ごまやかつおぶしなど風味のあるものを利用しましょう

 

●ぬた味噌を作ってみましょう~「湯通ししたイカやわけぎに添えて」~●

 

(材料)

米味噌大さじ1、みりん大さじ1、砂糖小さじ1、醤油小さじ1/2、ゆずの皮すりおろし(あれば)

 

(作り方)

全ての材料を良く混ぜましょう。茹でた野菜や魚介類などを合わせてぬた和えの完成です。

 

ぜひ作ってみてくださいね

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