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2025/4/21「睡眠と生活習慣病の関係性」127

  • 執筆者の写真: 楢﨑内科医院
    楢﨑内科医院
  • 4月21日
  • 読了時間: 2分















「春眠暁を覚えず」と

そんな春は「睡眠が心地よい」と言われていますがみなさん睡眠は取れていますか?


睡眠不足になると血圧上昇、血糖値が上昇、高血圧、糖尿病、うつ病にかかりやすいと言われています。具体的にどのようなことがおこるのかみてみましょう。














【睡眠と血圧】

睡眠不足(4時間くらい)だと血圧上昇(次の日1日を通じて血圧が高くなります。)ただ8時間を超える睡眠をすると高血圧になるという報告があります。つまり睡眠不足も寝すぎも良くないということになります。


【睡眠と肥満】

睡眠は食欲に影響を及ぼします。

睡眠不足→グレリン(摂食促進作用)の増加。レプチンの減少(満腹感を感じさせる作用)

つまり食欲が増すと同時に満腹感を感じにくくなる。

















【睡眠と糖尿病】

睡眠不足になると、食後の血糖値を上昇させます。血圧と同様ですが寝すぎも糖尿病のリスクが高くなります。このように極端な睡眠時間は糖尿病になりやすいことになります。

 

●睡眠環境を整えるポイント

起床時・・・起きたら日光を浴びる(カーテンを少しだけ開けておく)















日中時・・・昼寝は20分から30分程度がおすすめ

      歩くなど適度な運動を心がける























夜・・・・・カフェインの摂取を控える。寝酒をしない。スマホをみない。

      お風呂にゆっくりつかる













 

★睡眠力を高める大事な栄養素★

トリプトファン・・・必須アミノ酸の一種。体内では作られないため食材からとることが大事。多く含まれる食品としては、大豆製品、乳製品、卵、ナッツ類、青魚(いわしやさば)、肉類

 















ビタミンB6・・・たんぱく質をアミノ酸に分解するのを助ける。

多く含む食材として青魚、さつまいも、アボガド、しょうが、にんにく、玄米、ライ麦、そばなど











 

炭水化物・・・脳内にトリプトファンを取り込むのを助ける働きがあります。

 お米は白米より玄米のほうがビタミンB6も含まれます(パンもライ麦パンなど未精製の物が良い)そのほか、さつまいもやじゃがいもなどのイモ類にも含まれます。

 
















 ⇒バナナは睡眠にとって最強食材!

「この3つの栄養素がすべて含まれています」

 バナナはトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物の3種類が含まれます。

朝食やおやつなど意識的にとるようにするといいかもしれません。

 

 
















 

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