みなさんこんにちは
もうすぐで季節は2月の節分の時期に近づいてきました。
今回は節分の食事についてお話します。
節分(2月3日)⇒⇒「煎り大豆を歳の数だけ食べる」・「鰯(イワシ)を食べる」
鬼が豆を嫌う、豆には呪力があるなどで邪気を追い払います。
不老長寿・家内安全を願い年齢の数だけ入り大豆を食べます。
においが強い物を鬼が嫌うと言われているので、柊の小枝にイワシの頭を刺したものを門口に立てておく習わしもあります。
●大豆の栄養効果●
カルシウム、カリウム、ビタミンB1、食物繊維などもバランス良く含んでおり完全栄養食といわれます。
特に大豆は他の豆類に比べてたんぱく質と脂質が多いので「畑の肉」と言われています。
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするイソフラボンを含み更年期の不調を和らげたり、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。
●イワシ(鰯)の栄養効果●
DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)という血液をサラサラにし、血栓の予防をし、脳の神経細胞の情報伝達をスムーズにします。
認知症の予防に効果があります。
カルシウムも多く、カルシウムの吸収にも大事なビタミンDも含まれています。
缶詰でも栄養はGood!
魚の缶詰は骨を気にせず食べれる点です。
骨のカルシウムも多く摂れます。
塩分が高いのでお野菜と合わせたりしておかずとして食べましょう。
簡単クッキング 「いわし缶(味噌味)とキャベツのごま酢あえ」
材料)いわしの缶詰1缶、キャベツ小1/4 A(すりごま大さじ2、酢小さじ2)
作り方)キャベツは一口大に切り水気を切る。イワシ缶とAを入れてイワシをほぐし混ぜ合わせる
♪栄養アップなポイント♪
ごまを加えると栄養相乗効果がアップ。
ごまにはカルシウムも含まれており、不飽和脂肪酸でイワシと同じく
血液サラサラ作用あり!
初午(はつうま)(2月5日)⇒⇒「油揚げを使った料理を食べる」
初午とは2月の最初の午の日に稲荷神を祀る行事です。
稲荷神の使いである狐の好物が油揚げだったことから油揚げを使った料理(いなりずし等)を食べるのが有名です。
油揚げのうどんを「きつねうどん」というのもこれが理由です。
●油揚げの栄養効果●
大豆製品であり、大豆と同様の栄養効果があります。お湯で油通しして使いましょう!!
節分は大豆と鰯で鬼を追い払いましょう!