みなさんこんにちは!
最近「サルコペニア」という言葉をご存知ですか?
今日は糖尿病にも深く関係する「サルコペア」についてです。
「サルコペニア」とは・・・
筋肉量が低下し、筋力や身体機能が落ちる状態で、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中、高血圧、アルツハイマー型認知症にかかりやすくなります。
糖尿病において、筋肉が大事というのは筋肉がエネルギー源として多くの糖を消費する大切な臓器だからです。
筋肉を増やすBCAA(ロイシン・イソロイシン・バリン)が入っているのが肉・魚といった動物性たんぱく質です。
特にお肉は少量であってもBCAAをとることができます。
●色んなお肉の種類の栄養効果●
牛肉
貧血予防のヘム鉄が多く含まれています。
(ビタミンCが多い食品ととると吸収率アップ!)
免疫力を高める亜鉛が豊富。
牛肉を食べると「しあわせホルモン」が出る言われるリラックス効果、疲労回復に最適です。
善玉(HDLコレステロール)を増やし、悪玉(LDLコレステロール)を減らしてくれるオレイン酸が多いのも特徴の一つです。
鶏肉
他の肉より、高たんぱく質で低脂肪なことが有名であります。
肌や健康を保つ働きのあるコラーゲンを多く含まれています。
疲労回復に効果があるイミダゾールペプチドという栄養素が特徴で疲労回復に効果があります。
豚肉
糖質の代謝や脳・神経機能の維持に必要なビタミンB1が多く含まれています。(他の肉に比べて10倍くらいある)
豚肉は部位によって栄養価が違います。
ヒレやもも肉はたんぱく質が豊富です。
骨付き肉は骨ごと煮るとうまみが栄養分が得られます。
羊肉
羊肉には脂質の代謝を促す働きがあるカルニチンという成分が豊富に含まれています。
そのため羊肉は太りにくい肉と言われています。
また造血に関わる鉄やビタミンB12、ホルモンの合成・分泌に関わる亜鉛なども含みます。
色々なお肉を食べてサルコペ二アを防ぎましょう