最近グッと寒くなりましたね。
こんな時は、冬の食材を食べて体も心も温まりましょう!!
大根・・・
根の部分は95%が水分でビタミンCと消化酵素のジアスターゼが豊富に含まれています。
ジアスターゼは熱に弱いので、生のまま食べるのが効果的です。
また葉はカロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維が豊富な緑黄色野菜です。
●料理にあった部位を使おう
大根の上の方・・・甘みがあるので、サラダなどに最適
大根の中央部・・・やわらかいので、煮物をつくるなら中央部分。色もきれいです。
大根の先端部・・・辛みが強いのでおろして薬味的に使いましょう。おろすとビタミンCが減少するので酢を加わえると良いです。
●干すとうまみと栄養価が増す(切り干し大根)
生のものと切り干し大根の栄養価を比べると、カリウムは約14倍、カルシウム約23倍、食物繊維は
16倍、鉄分は49倍にもなります。
たら・・・
たらは脂質が少なく消化が良いので子供や高齢者、胃腸が弱っている人のたんぱく質源
として優れています。
●含まれる栄養素
カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンDや、悪性貧血を防ぐビタ
ミンB12等も含みます。
●肝臓に良い作用
たらに含まれるグルタチオンという物質には抗酸化作用や肝臓での解毒作用を促進する働きがある
と言われています。
れんこん・・・
ビタミンCが多く、ミネラルが豊富。野菜では珍しくビタミンB1、B2が多く
貧血予防にも効果的です。
●変色⇒⇒⇒タンニン⇒⇒⇒咳止め効果
れんこんは変色しますが、この原因はタンニンによるものです。タンニンには抗酸化作用があります
不溶性の食物繊維も豊富で、便秘の改善や整腸作用も認められます。
※簡単レシピ ~のどに効く「れんこん湯」~※
れんこんを皮つきのまま丸ごとすりおろし、醤油と塩で味をつけてから布でこす。これに生姜のしぼ
り汁少々を加え葛粉を入れてよく練り熱湯でのばす。
来年の管理栄養士便りもお楽しみに
みなさん素敵なお正月をお迎えくださいね♪