まだ少し肌寒いですが、春が近づいていますね。
春の食材の一つである「あさり」についてのすごいパワーを
皆さんに知っていただけたらと思います。
タウリンとは・・・
アミノ酸の一種類で人間の体内では心臓や肝臓、目などに存在しています。
あさりをはじめとした魚介類にも含まれていますが、体内でもつくられる物質です。
肝臓の働きを助けることや滋養強壮効果などが良く知られており
肝臓でコレステロールが分解されるのを助けたり
飲酒などによってダメージを受けた肝細胞の再生を促すとされています。
【タウリンが豊富な食材】
◎いか ◎たこ ◎ぶり、まぐろなどの血合い
あさり
あさりには、タウリンが豊富なうえ
貧血予防に役立つビタミンB12や鉄のほか、たんぱく質も含まれています。
●あさりパワーを賢くとる3つのコツ●
① 汁ごと食べよう
あさりのタウリンは調理する過程で汁に溶け出るので
汁ごと食べる工夫をしましょう。
蒸し物や炊き込みご飯や汁物にするときも蒸し汁を加えます。
② 調味料は少なめに
あさりには塩分が含まれているので
あさりそのものの旨味と塩けを生かして
調味料の種類や量を控えた調理をすると良いです
③ ビタミンB1を含む食品と組み合わせる
ビタミンB1を一緒にとると、疲労回復効果がより期待できます。
炊き込みご飯ならビタミンB1がより豊富な胚芽米に。
豚肉と組み合わせて調理をするのもお勧めです。
あさりの味噌汁と豚肉のしょうが焼きのように
一つの献立の中で組み合わせても良いでしょう。