管理栄養士便りを担当しているTです。
最近、味噌作りをしました。
味噌は大豆を使います。
今回はお味噌の原料である豆についてです。
豆はそのまま料理として使える他に味噌、醤油、納豆、豆腐などの加工品として利用されます。
豆類はカルシウム、カリウム、ビタミンB1、食物繊維などもバランス良く含んでいてまさに完全栄養食と言えます。
豆の代表的な加工品と栄養
●豆腐
植物たんぱく質をたっぷり含む豆腐は大豆そのものを食べるより消化吸収が良いのが特徴。
コレステロールを減少させ、更年期障害を予防する大豆イソフラボン、抗酸化作用の強いサポニン、動脈硬化を防ぐレシチンなど入ってます。
●豆乳
「豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」の3種類があります。
高い栄養分をたっぷり摂るなら、今の季節は豆乳鍋がおすすめ!
表面で固まって浮いてくるのは湯葉。
お汁もご飯や麺をいれたりしてたっぷり飲み干しましょう
●おから
豆腐や豆乳のしぼりかすがおからです。
食物繊維がたっぷりでその含有量はごぼうの2倍。
セルロースを含むので便秘予防効果があります。
●テンペ
インドネシア伝統の大豆発酵食品。
煮てやわらかくなった大豆を潰してテンペ菌を混ぜて発酵させたもの。
炒め物や煮込み料理などに色々使えます。
●納豆
食後の血糖上昇を抑えて、糖尿病を予防。その他、骨粗鬆症予防したり腸内環境を良くします。
血液サラサラ効果がある納豆キナーゼは4時間後に活性が最大に。
効果するなら夜に食べましょう。