夏場は暑さで食欲が低下すると同時に体力を消耗しがちです。
夏に不足しがちな3つの栄養素を摂ることで夏の暑さをのりきりましょう。
① ビタミンB1
ビタミンB1は疲労回復に欠かせない栄養素です。
食事から摂取した糖質を体内でエネルギーに変えたり、疲労物質を分解したりする働きがあります。
ビタミンB1は体内に蓄えておくことができず、汗などとともに排出されやすい夏は不足しがちです。
(ビタミンB1が多い食材)
豚肉(特にヒレ肉、もも肉)、卵、玄米、アボガド
② ビタミンC
ビタミンCはストレスを軽減するホルモンを合成する働きがあります。
暑さや疲労を感じるとビタミンCが大量に消費されます。
(ビタミンCが多い食材)
じゃがいも、ピーマン、キウイ、ブロッコリー
③ 良質なたんぱく質
必須アミノ酸をバランス良く含んだたんぱく質が大切です。
食事で摂取することしかできないのでしっかり摂りましょう。
肉、魚、大豆製品、卵
【たんぱく質が多いのはどっち??】
絹ごし豆腐(一丁14.7g)<木綿豆腐(一丁19.8g)<厚揚げ(一丁20.3g)
ゼリー風プリン(1.2g)<焼きプリン(3.4g)
フルーツゼリー(1.8g) <ミルクプリン(3g)
ねぎ+納豆(8.3g)<卵+納豆 (15.7g)
普通のヨーグルト(3.6g)<ギリシャ風ヨーグルト(8~10g)
~3つの栄養素を効率よく摂る調理方法~
ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので調理の時に失われがちです。
水にさらしたり加熱したりする時間を短くして汁ごと食べられる料理にすると
効率よく摂取できます。
ビタミンB1はアリシンという成分と結合すると吸収が良くなります。
ねぎやニンニク、たまねぎに多いので一緒に食べるようにしましょう。