糖尿病の食事療法 Q&A
Q「薬を飲んでいるから、食事は気をつけなくていいんでしょうか!?」
A「糖尿病治療(薬物療法、運動療法、食事療法)において一番大切なのは、食事療法と言われてます。
まずは日頃の食事を見直してみましょう!!」
「薬を飲んでいれば何を食べても大丈夫」ということではありません。
薬を飲んでいてもいなくても、日頃の生活の中で食事を気にかけることが大切です。
では振り返ってみましょう。
食べ物には、「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」という三大栄養素があります。
偏ってとらないようにすることが重要です。
食後血糖値が上昇しやすい人の食生活で目立つのは、炭水化物の摂取量の過多、ジュースや甘いものを好んだり、油脂類の量が多くなっています。
糖尿病の食事療法では、食べてはいけない食品はありませんが、一番大切なことは「バランス良く色々な食材を適量とる」ことです。
今すぐ実践しやすい食事療法をいくつかあげたので、ぜひ実行してみてください!!
さあ!今日から始めてみましょう♪食事療法♪」
・1人前の食事の目安量を知る
・食品のエネルギー表示を見る習慣を身につける(~kcal)
・麺類のスープは飲みほさない
・大皿盛から小皿盛へ
・野菜類から食べ始める
(野菜などに入っている食物繊維は食後の血糖値上昇を抑制)
・お菓子は買わない、持ち込まない
・食事と同時に水分もしっかりとるように心がける
・よく食事は噛んで、ゆっくり時間をかけて食べる
・外食時は単品物より、使う材料の種類が多い料理や定食物を 選ぶ
(野菜が少ない場合は、サラダや小鉢をプラス)
次回も管理栄養士のブログをお楽しみに~♪